「テルマエ・ロマエ」の古代ローマ人役、「ドラゴン桜」の鬼教師役、「TRICK」のコミカルな教授役……。
どんな役でも圧倒的な存在感を放つ俳優・阿部寛さん。実はそんな阿部さん、英語力でも注目を集めていることをご存じですか?
2022年、ニューヨークで行われた映画祭で、日本人として初めて名誉ある賞を受賞し、英語で堂々とスピーチ。会場を沸かせました。
今回はその気になるエピソードをご紹介します!
阿部寛さんのプロフィール
| 生年月日 | 1964年6月22日 |
| 出身 | 神奈川県横浜市 |
| 身長 | 189cm |
| 職業 | 俳優・モデル |
| デビュー | 1987年(映画「はいからさんが通る」) |
大学在学中にファッション誌「メンズノンノ」でモデルとして活躍し、長身とルックスで一躍注目を浴びた阿部寛さん。その後俳優としての道を歩み続け、現在では日本を代表するベテラン俳優として国内外で高く評価されています。
ニューヨークで日本人初の快挙!英語スピーチが話題に
2022年7月、米・ニューヨークのリンカーン・センターで開催された「20周年記念ニューヨーク・アジアン映画祭(NYAFF)」。
阿部さんは主演映画『異動辞令は音楽隊!』のワールドプレミアに登壇し、日本人として初めて「スター・アジア賞」を受賞しました。
この賞はアジアで最も活躍する俳優に贈られる名誉ある賞で、過去にはイ・ビョンホン、カン・ドンウォン、ドニー・イェンといった錚々たる顔ぶれが受賞しています。
そんな舞台で、阿部さんは通訳なしで堂々と英語スピーチを披露しました。
スピーチの内容(日本語訳):「ありがとうございます。この素晴らしい賞をいただけて本当に嬉しく思っています。世界が大変な時期に、こうしてニューヨークに来られて最高です。今日ここに来てくださった皆さんの顔が見られて、ものすごく幸せです。この映画祭に尽力いただいたスタッフの皆さんにも感謝します。これまでの作品を手がけてくださったすべての監督、俳優、スタッフの皆さんにも改めてお礼を申し上げます。本当にありがとうございます」
落ち着いたトーンで丁寧に感謝を伝えるスピーチは、会場から大きな拍手を受けました。
映画『キャンドルスティック』でも英語の演技を披露!
2025年7月には、主演映画『キャンドルスティック』が公開。日本×台湾共同制作のマネーサスペンスで、阿部さんは元天才ハッカー・野原役を演じました。
この作品の見どころのひとつが、阿部さんが英語のセリフで迫真の演技を見せるシーン。旧友を通じて、かつて自分に罪を押しつけた強欲な女性の企みを知った野原が、「どこまで強欲な女なんだ!」と英語で怒りを爆発させる場面は大きな話題になりました。
スピーチでの丁寧な英語とは打って変わって、感情をむき出しにした英語の演技。どちらもこなせる阿部さんの表現力には驚かされます。
「挑戦するのが当たり前」な阿部さんの姿勢
阿部さんの英語力の背景として印象的なのが、挑戦に対する姿勢です。
映画『異動辞令は音楽隊!』では、ドラム未経験の状態からドラム演奏を習得。
「いつになったらできるんだろうって、初めて半分諦めかけた」と語るほど苦労しながら、最後にはその演技を完成させました。
また、インタビューではこんな言葉も残しています。
「意外な役を演じる自分でありたい。年齢を問わず誰にでも何でも言ってもらえる存在であり続けたい」
英語に限らず、新しいことへの挑戦を恐れず「やれと言われればやります」という姿勢がある阿部さん。
そういう姿勢が、ニューヨークの舞台での堂々とした英語スピーチにも表れているのかもしれません。
阿部寛さんの英語から学べること
阿部さんが具体的な英語勉強法を公開しているわけではありませんが、そのエピソードから学べることがあります。
実際の場に飛び込む
映画祭での英語スピーチも、ドラムの習得も、「完璧になってからやろう」ではなくまず挑戦する姿勢です。
英語も同じで、完璧を目指してから話すのではなく、まず伝えようとすることが大切なんですよね。
年齢を言い訳にしない
阿部さんが「スター・アジア賞」を受賞した2022年当時、すでに58歳。
それでも国際舞台で堂々と英語を話す姿は、年齢を理由に英語学習をあきらめようとしている方への大きな励みになりますよね。

丁寧に気持ちを伝えれば通じる
阿部さんのスピーチは、流暢さよりも誠実に言葉を届けるという気持ちが伝わってくる英語でした。
ネイティブ並みに話せなくても、想いを込めて丁寧に伝えれば大丈夫ということを教えてくれます。
🎬 阿部寛さんの作品を観てみよう・読んでみよう
英語力だけじゃない——阿部寛さんの「役を生きる」演技力を、ぜひ作品でも体感してみてください。
🏛️ テルマエ・ロマエ(映画・2012年)
古代ローマの浴場設計士が現代日本にタイムスリップする、阿部寛さんの代表作のひとつ。
ラテン語・イタリア語・日本語が飛び交う言語ミックスの世界観が、英語好きにもどこか刺さる作品です。「言葉が通じないのに伝わる」という人間の根っこをコメディで描いた一作。
🏛️ テルマエ・ロマエⅡ(映画・2014年)
再び現代日本へタイムスリップした古代ローマの浴場設計士・ルシウスが、“日本のお風呂文化”から新たなヒントを得て奮闘する続編。
前作以上にスケールアップした“お風呂×異文化交流”コメディで、阿部寛さんの濃すぎるローマ人ぶりも健在。言葉や時代を超えて「良いものは伝わる」というテーマはそのままに、日本文化を外から見る面白さも味わえる一作です。
📚 テルマエ・ロマエ原作漫画(全6巻・完結)
映画の原作は、ヤマザキマリさんによるコミック。「マンガ大賞2010」と「第14回手塚治虫文化賞短編賞」をW受賞した超ベストセラーで、全6巻で完結しています。
映画とはストーリーが一部異なり、原作ならではの古代ローマ描写の細かさが見どころ。古代ローマ文化や言語への興味が広がる読み物として、英語・語学好きの方にもおすすめです。
📚 続テルマエ・ロマエ(続編漫画・2024年〜)
10年以上の時を経て2024年に待望の続編が連載スタート!既刊2巻が発売中です(2026年5月現在)。
1作目を読んだことがある方は、ぜひこちらも合わせてどうぞ。
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まとめ
阿部寛さんの英語エピソードから学べることをまとめます。
- 完璧でなくてもまず挑戦する姿勢が大切
- 年齢に関係なく新しいことに挑める
- 丁寧に気持ちを伝えれば、英語は通じる
「ネイティブ並みに話せなくても大丈夫」ということを、阿部さんの姿が教えてくれます。英語学習のモチベーションが下がったとき、ぜひこのエピソードを思い出してみてください。
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